日本酒で他の銘柄と差別化を図るための手段の一つとして、名前をちょっとかわったものにするという方法がよくつかれています。このくどき上手もそのひとつ。このくどき上手という名前をきいた瞬間、くどき上手を飲んだあと、どんなふうにくどき上手に口説かれるのか想像してしまって、なんだか飲みたくなりました。もちろん、美味しいくどき上手を飲んだあと、見事にくどかれました。
味は?
くどき上手 純米大吟醸 新酒 しぼりたての味は、すっきりして、ぐいぐいとのめてのみやすい。スッキリしている割に後味があって、コクがあるおいしい日本酒です。しぼりたては、香りが高く甘めに造っているそうです
酒造は
亀の井酒造は、山形県鶴岡市にあります。創業明治8年で酒造としては、新しいほうではないかと思います。くどき上手が7割を超えていますが、ばくれんなどもつくっています。貯酒・貯蔵用に200坪以上の冷蔵設備を整え、消費者ニーズに対応すべく鮮度管理に自信を持ち、品質アップに努力しています。
成分は?
精米歩合は、50%で、山田錦100%使っています。アルコール分は、16%~17%となり、すこしアルコール度数が高めです。
くどき上手の新酒は、毎年必ず、初日は、大安に作り始めると決めてます。酒造りは収穫した新米、吸水、蒸しなどをして手間暇をかけて造っています。手間暇をかけているので、ふんわりと舌に流れてくるくどき上手ならではの高級感ある甘みをだしている日本酒です。