陽乃鳥

陽乃鳥 甘口
陽乃鳥

またまた新政酒造の日本酒を見つけました。その日本酒とは、なんと「陽乃鳥」とかいてひのとりとよむ名前です。火の鳥ではなく、陽乃鳥と書きます。以前「亜麻猫」を飲んだんだけど、おいしかったこともあり、新政酒造の銘柄は、すぐに売り切れてしまうので、「陽乃鳥」もいい機会なので購入してみました。

 

味は?

新政酒造の陽乃鳥の味は、貴醸酒らしく飲んでみるとコクがあってまるでコーヒーを飲んでいるようで、日本酒らしい味もしないし、アルコールの味もしないおもしろい味の日本酒です。また、果実の味がし、マンゴーを思わせる濃密な甘みと、パイナップルのような甘酸っぱい酸が、とろりとした舌触りの中に感じられます。もし、この味が苦手だったら、開栓して一日おいてから飲んでみるとまろやかになっていてのみやすいです。

 

酒造は?

新政酒造は、1852年(嘉永五年)に創業した秋田県の酒造会社となります。新政酒造は、今存在する市販清酒酵母中では最古となる「きょうかい6号」の発祥蔵でもあり、なんと秋田県産米のみを用い、すべての酒を生酛酒母による純米造りで醸しているようです。陽乃鳥は、新政酒造のプライベートラボからでた日本酒です。

成分は?

陽乃鳥の原材料は、美山錦を使っています。陽乃鳥の精米歩合は、65%となります。陽乃鳥のアルコール分は、14%と低め。だから、アルコールの味があまりしないのかな。使用酵母は、きょうかい6号です。

陽乃鳥 陽乃鳥

1973年、国税庁技師により日本最古の清酒製法をベースとして開発されたのが「貴醸酒」です。

陽乃鳥は、貴醸酒です。貴醸酒とは、水の代わりに酒で仕込んだ酒で、独特のとろみのある甘口の日本酒です。水ではなく日本酒で仕込むので高級日本酒の分類に入ります。最古の清酒醸造法の現在進行形をお楽しみ下さい。
最近では、バニラアイスにかけてたべてみるのもの美味しくて、デザート酒としても飲まれるケースがあります。陽乃鳥は、貴重な日本酒なので、バニラアイスにかけて食べるのはもったいないですが、他の貴醸酒でためしてみるといいかもしれません。

陽乃鳥は、なかなか居酒屋や酒店でみつけることができない日本酒ですので、みつけたら、ぜひ、購入してのんでみてください!

ちなみに、今回の陽乃鳥の入手方法は、中目黒にある伊勢五木本店で、陽乃鳥を購入しましたので、もしほしい方がいらしましたら、よってみてください。

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