知り合いと六本木の高級焼き肉を食べに行った際に、日本酒の乾坤一がおいてあって、この日本酒はなかなかおいしい日本酒であったと記憶していたので、酒屋でも乾坤一が置いてあったのを発見し、これは買わないとそんかなと思い、とりあえず、乾坤一を購入してみました。
味は?
乾坤一は、辛口なんだけど、辛すぎず、ちゃんと旨味があって飲んだあと、後味もよいおいしい日本酒です。こういう日本酒は、結構貴重かもしれません・
酒造は?
大沼酒造店は、正徳2年(1712)創業し、大沼酒造店で作っていた当初の銘柄は「不二正宗」でした。明治3年(1870)に蔵を視察に訪れた松平正直・初代宮城県知事から提案を受け「乾坤一」に改称しました。「乾坤」は易学で陰と陽、あるいは天と地を指す言葉となります。東日本大震災で蔵にも大きな損害を被ったが、見事に復帰し、現在でも手作りにこだわっていて、よりよいおいしい日本酒の味を作ってくれています。実際、おいしい日本酒になりました。
ふくよかな味わいの中に、辛さを強調した日本酒となります。
成分は?
原材料は、宮城で取れたササニシキ55% を使用してます。ご飯用のお米をここまで、うまく日本酒に使っている銘柄はほとんどないです。また、日本酒度+4 酸度1.4となります。
ちなみに「乾坤一」という名前は、乾坤一擲(けんこんいってき)の意味で、のるかそるかの勝負をするという意味で、天地を潤すほどの満足を与える酒であれとの思いから付けられたそうです。乾坤一は、のるかそるかではなく、おもいっきりのれるおいしい日本酒です。