春のこの季節は、日本酒が出来上がる時期でいろいろな日本酒が店頭にでてきて面白い季節です。ただ、いっぺんにたくさん飲めるわけではないので、どれがいいか毎回迷いながら、美味しい日本酒を選んでいます。今回は、広島の相原酒造でつくられたオレンジ色のちょっと目立つラベルである雨後の月 千本錦を購入しました。
味は?
雨後の月 千本錦は、一口目をのんだ感じは、スッキリとした味合いで、ほんのり甘みが口の中に広がります。柑橘系の味で、日本酒が苦手な方や女性などでも美味しく飲める日本酒です。
酒造は?
相原酒造は、広島県呉市仁方本町にあり、明治8年(1875年)創業。同28年には1700石と、県内で3本の指に入る石高を醸していました。大きな変化を遂げたのは、昭和63年、相原準一郎の代表就任によります。自分が飲んで美味しいお酒を造りたいと「品質第一」を徹底。吟醸蔵に生まれ変わりました歴史ある酒造となります。
成分は?
精米歩合は 、麹米50%となります。アルコール度数は、17度です。千本錦78%でつくられている純米大吟醸です。
口に含むとなんときりっとした酸を感じるが、飲むほどに深みのある旨味に変化し、食事と合わせると特徴的な透明感が楽しめて食中酒に向いてます。また雄町、山田錦と違い9号酵母を使用し、吟醸香を抑え上品ですっきりとした味わいでのみやすい日本酒となります。