有名なところの銘柄は、よく見つけて飲みますが、おいしいけれども、何度もおなじようなものを飲んでいると、人間やっぱり飽きてしまうことがあります。従いまして、今回は、いつも購入しているお店とはまたちがうところで、ちがう銘柄にチャレンジしました。なんだか、黄色いラベルと緑の瓶の色がマッチしててあざやかにみえる山の壽を選んでみました。
味は?
山の壽の味は、すっきしたのみ口で、日本酒が苦手な方でも飲みやすい飲み口です。飲んだあとのほんのり口の中に甘みがふわっと広がるおいしい日本酒となります。
酒造は?
山の壽酒造は、福岡県久留米市にある1818年創業の古くからある酒造です。「山の寿」は平成3年に九州に多大な被害をもたらした台風19号で造り蔵が全壊し設備の殆どを失い廃業寸前まで追い込まれました。7代目の「山口伊平氏」は「少量でいい。職人の手で良い酒を造っていく。酔うためではなく、たしなむ酒を」と意思を固め多くの人の協力と励ましにより、2年後には新蔵を建て再び酒造りの情熱を燃やして、山の壽を作り出しました。
成分は?
精米歩合は 70%と高いです。アルコール度は、12度です。
雑誌にも山の壽のことが今後伸びるだろう酒造として掲載されているのをみたので、もし、居酒屋や酒屋さんで見かけたら、ぜひ、買ってのんでみてください。