おいしい日本酒をつくる都道府県は、どこですか?って聞かれたら、間違いなく福島県と答えます。写楽、飛露喜、奈良萬など、有名でおいしい日本酒がいっぱいでてます。その中でも、楽器正宗は、おいしくて、しかもなかなか関東では、目にしない珍しい日本酒なので、みかけたら、できるだけ買うようにしています。
味は?
楽器正宗 2022 session4 は、正統派の純米吟醸の味である甘い感じの呑口です。甘いので、日本酒がちょっと苦手な女性でも飲みやすいおいしい日本酒です。
酒造は?
合名会社大木代吉本店は、福島県西白河郡矢吹町にある老舗の酒蔵です。楽器正宗の名前の由来は、大正年間二代目代吉の時、朝香宮様が当地を来訪した際、大木代吉本店の酒を所望され大変気に入り、その時随行していた宮内庁の雅楽師で君が代の作曲者とされる奥好義が「酒造りも楽器を奏でることも、元は同じく神様への捧げ物」と言われたことに由来しているそうで、由緒ある酒蔵です。
成分は?
精米歩合は 、60%。アルコール度数は、15度です。福島の好適米である福乃香を100%使用しています。
2022 session4は、セッションシリーズではこれまでの既成概念にとらわれず、様々な視点から日本酒を検証し、醸造の可能性に挑戦しているそうです。
製法は、原形精米をとりいれており、球状心白と適性の高い精米です。