飛露喜

飛露喜 都道府県
飛露喜

飛露喜。写楽や天明など名高い福島県で作られた日本酒の中でも代表的なプレミアムな日本酒となります。
飛露喜という日本酒の名前は、蔵の名字である「廣木」と、「喜びの露がほとばしる」イメージから名付けられたものだそうです。
飛露喜と書いて、ひろきと読みます。珍しい名前であります。最初飛露喜をみたときには、なんて読むかわからなかった。でも、なんとなく飛露喜という名前は、おいしい日本酒だと感じます。

ほぼ、決まったお店しかおいておらず、売ってても高価な飛露喜だけど、
たまたま二子玉川のはせがわ酒店で定価で売っていたので、迷わず飛露喜を購入しました。それとまたに、中目黒の伊勢五木本店にも飛露喜を売っていることもあります。
でも、また最近見かけなくなりました。どこで売っているのか教えてほしいです。

味は?

飛露喜を呑んだ感じは、甘い果実を思わせるほのかな香りと、すっきりした味わいの中に感じる凝縮された米の旨みが特徴です。
一口一口が心にしみるやさしい味なのに、どこかしっかいした飛露喜の味を主張すところがあり、なんだか、もう一杯飲みたくなる。
完成された優等生ってな感じがします。
飛露喜を呑んだあとの後味がまた最高にうまいおいしい日本酒です。

酒造は?

飛露喜を酒造している廣木酒造は、福島県の会津地方西部の会津坂下(ばんげ)町にあり、
人口は約2万人と少ないですが、むかしから酒造りが盛んで、いまも3つの蔵が酒造りに励んでいる酒処です。
廣木酒造は一時期廃業にまで追い込まれる経営難だったが、どうせ作るのならば、最高の日本酒を作ろうと思い、
飛露喜をつくったそうです。ちなみに蔵元では、飛露喜の直売はしていないそうです。
だから、飛露喜はいつでも手にはいるわけではありません。

成分は?

飛露喜は、福島で栽培・収穫された酒造好適米「五百万石」をメインに、「山田錦」なども加えてつくられています。
また、設備投資も惜しまず、さらなるおいしい日本酒を製造できるように日々努力をしているそうです。

飛露喜は、せっかくおいしい日本酒なので、もっと大量生産できるように廣木酒造にはがんばって飛露喜を造ってほしいです。

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